ネットワーク障害における社内SEができる事は、ほとんどない!?
どうも、器用貧乏です。
本日(2017.08.25)の正午頃、大規模なネットワーク障害が発生したようです。
原因は、「上位回線キャリアの通信障害」だったようです。
社内SEをしていると、「ネットが繋がりません」とか「メールが送れません」とか・・・色んな表現で、障害を報告されます。
多くの社内SEは、報告を受けた瞬間に日頃の職から「(似非)ネットワークエンジニア」にジョブチェンジをして、障害対応にあたることになります。
多くの社内SEは、「ネットが繋がりません」とか「メールが送れません」と言われれば、まず最初に、その人のPC環境を疑います。
ブラウザ・メーラーがフリーズしてないか・・・熱暴走でネットワーク周りがハングアップしてないか・・・などが、良くある原因箇所です。
次に他にも障害が同時多発してるかを周りの人にヒアリングします。(同時多発してる場合は、まぁ、他の人も大体同じタイミングで言ってくるので、この作業からスタートすることもあります)
同時多発してる場合は、社内ネットワークが止まってるかを調べることになります。一番最初にすることは、ルーターの生死を確かめます。ルーターにアクセスしたりPINGを打ってみたり・・・。スイッチングハブや、LANケーブルの断線やウィルス等による原因も考えなければなります。
その手の物が大丈夫であれば、今度は、社外のメールサーバー・プロキシーサーバー・ウェブサーバーなどの障害を疑います。
調べる順番は状況や、障害内容によって異なりますが大体こんな流れになります。
今まで上げた原因に当てはまらなければ、ココまでの作業に大体15分~20分くらいは掛かります。ネットワーク障害で15分~20分って、社内環境だと長く感じる人が多いようです。
「まだかなぁ~」的な雰囲気をヒシヒシと感じることになります。(^^;
まぁ、大した障害でなければ、大体5分以内に障害復旧できるので、問題無いですけど・・・。
社内SEを抱えてる企業の方は、日頃ネットワークを専門にしていない社内SEの人は、「ネットが繋がりません」とか「メールが送れません」とか、原因が無数に考えられる状況から、原因を探し出して対処をしているので、ぜひ、生暖かい目で見てあげてください。
そして、ネットワークがちゃんと動いていることが当たり前過ぎて、障害が起こった時に、マイナス評価される環境の社内SEの人が、少しでもいなくなりますように( ̄人 ̄)