IT系・器用貧乏ブログ

プログラマー兼デザイナー兼システムエンジニア兼サポセンをこなす器用貧乏。聞かれれば何でも答えて、頼まれればなんでもやります。

元社長が教える、社長の素質

大学卒業後、友人・知人とIT系の小さな会社を作ったのですが、その経験は、今でも良い経験だったと思います。

よく人にその時の話や、「会社を作りたい」という相談(?)を受けますが、『会社を作りたい!社長になりたい!』という人たちを見ていて、この人は社長出来そうだなぁっという人に巡り会ったことがありません。

自分に何が足りなかったのかも含め、小さな会社の社長に必要なモノを適当に語ってみたいと思います。

 

社長には『人望』が必要だ

人望というよりも、コミュニケーション力に近いかもしれません。誰とでも分け隔て無く接することが出来なければ、社長にはなれません。

人によって区別・差別をするような人は、人望を得られません。嫌いな人・苦手な人とも同じようにコミュニケーションを取ることが出来るという能力は、必ず役に立ちます。

 

社長には『発想力・行動力』が必要だ

IT業界は、生き物だ!とか、進むしかない!などといった言葉をよく耳にしますが、IT業界だけではなく、どんな業界でも同じです。

知り合いの経営者の方が「現状維持は衰退だ」といった言葉は、凄く重みのある言葉で今でも心に残っています。

現状維持(停滞)をせずに、先に進むには、先を見据え発想する力、さらにそれを迅速に形にしていく行動力は必ず必要です。

 

社長には『厳しさ』が必要だ

友人・知人・家族で会社を設立する人が比較的多いと思いますが、これが案外くせ者です。

友人・知人で起業すると、ナァナァ(馴れ合い)になりがちになります。これを克服する方法は、厳しさや上下関係をハッキリさせるということに尽きます。

これができないと、必ず行き詰まったり途中で分解してしまうことになります。締める時は締めるというのが必要なのです。

 

ということで、完全に個人的な意見ですが的外れじゃないと思います。

小さな会社の社長というのは、意外と事務作業が多いです。プログラマーとしてビシバシ仕事したい!という人は社長業は意外と時間を取られて面倒です。特に会計周り!税金・給与・振込・入金確認などで銀行に行く機会が増えたり会計士さんなど外部との打ち合わせも増え、思ってる以上に時間が取られます。

個人事業でやった方が良いのか、法人にした方が良いのかなども含め、よくよく考えた方がいいでしょう(^^;

 

という、元社長の戯れ言でした。