【よくある質問】 SSL3を使ってるサイトにアクセス出来なくなる問題。
昨日まではアクセス出来ていたサイトに、いきなりアクセス出来なくなることって、たま~にありますよね。
原因はいろいろあるのですが、今回は、SSL3で認証していたサイトにアクセス出来なくなるという問題に当たったので、解説を・・・。
【初心者~中級者向け】
今回表示されたエラーは、「安全な接続を確保できません Firefoxは *** とはデータの安全性を保証できません。脆弱性のあるセキュリティプロトコル SSLv3 を使用してるためです。 高度な情報: ssl_error_unsupported_version」
(ブラウザは、Firefoxです)
さて、このエラーが出た場合は、エラー文の通りなんですが、「SSLv3を使っているので、接続ができない」ということなんですが、以前は見れてたのに!って方もいらっしゃるはず・・・。
というのも、SSLv3は、セキュリティ上の脆弱性(ゼイジャクセイ)があるため、世界的に使わないようにしよう!という対策が取られています。
現在、Firefoxは、既にデフォルトで無効になるようになっていますので、SSLv3で通信が行われるウェブサイトは、表示されないようになっているわけです。
しかし、どうしてもSSLv3を使ってるサイトを使わざるを得ない事もありますよね・・・。ということで、ON・OFFする術を知っておく必要があります。
Firefoxの場合
まずは、いつもURLが表示されている場所に「about:config」を打ち込んで、「最新の注意を払って使用する」を押します。
検索の箇所に「security.tls.version.min」と打ち込むと、以下の図のようになるので、security.tls.version.minを「0」(数字のゼロ)にすれば、SSLv3を使えるようになります。使えなくするには「1」にしましょう。
InternetExploreの場合
InternetExplore(IE)の場合は、歯車マークの設定ボタンから、「インターネットオプション」を選びましょう。
インターネットオプションの詳細設定の中に「SSL 3.0 を使用する」があるので、利用したい場合はチェックが付いてる状態にして、「適用」を押しましょう。
これだけで一応、解決するはずですが、
先にも書いたように、SSLv3には、根本的な脆弱性がありますので、出来れば使うのを避けた方が良いでしょう。
どうしても使わないといけない場合を除いては、SSLv3は、オフにしておくことをオススメします。
今回は、「初心者~中級者」ということで書きましたが、よくわからない場合は、やらないで下さい。ここに書いたことを実践して、問題が発生しても、申し訳ないですが器用貧乏は、責任を負いかねます。(==;
ということで、今日はこの辺で・・・。