IT系・器用貧乏ブログ

プログラマー兼デザイナー兼システムエンジニア兼サポセンをこなす器用貧乏。聞かれれば何でも答えて、頼まれればなんでもやります。

SEOに関係がありそうで関係がないこと。

まずはじめに…

SEOは突き詰めていくと、最終的にぶち当たるのは「コンテンツの充実」です。

Googleなどの検索エンジンは、ユーザに対して『ユーザが見たい内容を返すこと』が最大の役目です。

それを実現するために不必要なデータをより分け、より的確な情報を提供しているサイトを表示したいわけなのだから、最終的にはコンテンツの中身を理解し、検索ワードから類推する最適なページを候補として表するしかないのです。

検索エンジンは、多様性についても追求しているようだが、それはまたの機会に・・・

 

ということで、上記を実現するために、検索エンジンは何をやっているのか。それを考えることがSEOに繋がると思うわけです。

 

しかーーーし、今回は、そんなSEOを丸っと無視して、SEOに関係がありそうで関係がないことを書いてみたいと思う。

 

SEOに関係がありそうで関係がない5のこと。

1.属性の順番

hrefやsrc、idやclassなどの属性は、どの順番であろうと関係がない。HTMLのルールとしては、大文字、小文字の区別はあれど、属性の記述順序に関しては、全く持って定義がない。GoogleはHTMLに準拠すると言っているので、属性の順序については、当然優先順位など付けているはずがないので、これは全く持って関係がない。

ただし、属性の中身には注意を払う必要があります。imgタグには、alt属性は必ず付けるべきです。

 

2.Google以外が作っている解析ソフト

基本的に、何の根拠もない。一般的な形態素解析や、サイトの構造解析ソフトは、指針としては良いかもしれませんが、それについての根拠は何もありません。Googleなどの検索エンジンは独自に辞書を用いた形態素解析を行っていますし、サイトの構造についても独自のアルゴリズムで解析をしています。Googleには、世界トップクラスのエンジニアが揃っていますので、私たちが想定すること以上に色々なことに考慮しているはずです。

 

3.SEOには、HTML5・CSS3が有利である。

これも現在では、そんなことはありません。正しい構文で書いていればHTML4.01だろうが、HTML5だろうが関係ないでしょう。CSSも同様です。

ただし!今後もそうとは限りません。インターネットの世界に限らず世界は進歩していきます。古いバージョンは淘汰され、最終的には新しいバージョンが主流になります。いつまでも旧バージョンに対応してくれるとは限らないのです。

HTML5・CSS3に関しては、新しくサイトを作るにあたり、使えるのであればつ買った方が良いでしょう。

 

4.超凝ったデザイン。

関係ありそうですが、ほとんど関係ないと思われます。「思われます」というのは、デザインが全く関係ない!とは思っていないからです。Googleなどの検索エンジンは、「ユーザに対して『ユーザが見たい内容を返すこと』が最大の役目」なわけですから、ユーザーにとって有用なデザイン。ユーザーフレンドリーなデザインに関しては、優遇するのではないでしょうか。全く同じサイトがあったら、使いやすい・見やすい凝ったデザインの方を上位に表示したくなるのは、検索エンジンの性です(^^;

 

ということで、ここに書いてある事を実行したからといって、SEOにマイナスな面もプラスな面もほとんどないでしょう。

SEOについて実行したいのであれば、本記事の「まずはじめに…」を再度読んで、本気で、検索順位で上位表示をしたいのであれば、上位表示させたいキーワードで、すでに上位表示されている、ライバルとなるサイトをよく見ることです。

 

漠然とSEOについて学んでも、大した役には立たないと、経験者の器用貧乏は思うのであります。( ̄ω ̄)ゞ